ゆかたざらい。

先日の土曜日、我が師匠の主宰する稽古場のゆかたざらいがありました。
私は序幕の「松」中盤に「かっぽれ」トリの「末広狩」を
踊らせていただきました。

朝は9時過ぎに出発してさくらと母と兄(兄は今回音響でした)
と一緒にタクシーに乗り込みました。
会場が近づくにつれてスカイツリーが大きく見えること!!
すごい迫力でした!

到着して師匠を迎え、準備準備です。
途中までは母がさくらを見ていてくれましたが
かっぽれ以降は母は所用で帰ってしまいました。
でも!!!ちょうど私が後半立て続けに後見がある時、
さくらはずっと爆睡!!!!
なんていい子なんでしょう〜
トリの私の踊りも寝ていたのは残念でしたが(泣)
子供たちが踊る時間はずっと起きて静かに見てました。

なにより面白かったのは踊りが終わるたびに毎回ちゃんと拍手していたこと!
順応性がすごいですね(笑)


今回は「越後獅子」のRちゃん、よかったですね〜
すごくキャラに合ってたし、踊りもしっかりしててかわいかった。
そして「猩々」のKさん、やっぱり場数を踏んでる踊りしてました。
以前から見たら比べ物にならないくらいしっかりしてました。
と、ここまでは子供さんで。
大人は、やっぱり「三社祭」かなあ。
その熱い稽古風景は彼女らのブログ等で聞いてはいました。
実は私は善玉の後見をすることになっていたのです。
後見は「目だってはいけない」し、「絶対ミスは許されない」。
一生懸命稽古してきた演者のことを考えればあたりまえなことだけど、
今回の三社祭に関してはこれを特に特に心して後見しました。

だって取り組み方がハンパじゃない。真剣さがハンパじゃない。

自分が踊った時のDVDを何度もみて、私の後見をしてくださった
達也先生の「渡し方」「出るタイミング」等々勉強しました。

善玉さんにとって踊りやすく後見できたかは善玉さんにしかわからない
けど、せめて邪魔になってなければ、と思います。


本当に三社祭の二人が作りあげたあの空間はすごかった。



そして一日の中であるハプニングが。
妹弟子の一人が舞台袖にある扇風機を蹴っ飛ばし!!
(踊りと踊りの合間でよかったね)
私のいる方向に扇風機が飛んできました!!

そして上には上が!!
姉弟子の一人が足袋を「左と左」を持ってきて
サイズの同じ人に借りてました(爆笑)


そんなハプニングもありつつ無事に会は終了。
自分の踊りは・・・・・・
何だか相変わらずでした。
可もなく不可もなく・・・みたいなつまらない踊りを
披露してしまいました。
もっとおいしく(いい意味で)面白く踊れるようになりたいです。
見ていてスッとするような。
それには稽古と体つくりが重要ですね。


家事・育児に逃げてちゃいけない、と改めて思った一日でもありました。


ちなみに会場にはたくさん赤ちゃん・子供がいたので
さくらはとっても楽しそうに遊び、昼寝し、拍手して
夜はぐっすり寝てくれました。