こわいのだあれ?

突然ですが・・・
私の師匠はとっても優しいです。
言い方を変えると面倒見がいいのです。
師匠本人は否定するかもしれませんが・・・。
でもその優しさに気付くまで・・・何年もかかりました。
そう、稽古は厳しいからです(笑)
子供の頃は・・・(私が小学生とか)やっぱり怖かったです。
何度も泣きましたし何度も泣くのをこらえました。
「師匠は怖い」これは正しい心理だしそうあるべきだと思います。
なので優しいけど怖い。これはあるべき心理なのです。



さて、本日は振り替えで稽古に行ってまいりました。
先週せりふの稽古で行けなかった分なのですが・・・
この「自分の都合」で行けなかった分を振り替える図々しさ!
そして「いいよ」と受け入れてくださる師匠の懐の深さ!感謝なのであります!



今日はいつもと違う曜日なので娘と遊んでくれる人がいませんでした。
最近は階段の上り下りも活発にするようになり・・・
心配なので師匠が抱っこしたまま稽古をつけてくださいました。
師匠は娘をひざに抱いたままいつもの通り稽古で大声を出し(だめだし)
幸亜・幸雅を怒鳴ります・・・。


ふと、幸亜さんが娘を見て・・・
亜「あれ?さくら泣くの我慢してる」
雅「ほんとだ!すごい!あんな表情初めて見た!!」


そう、なんと娘は目にいっっっっっぱい涙を溜めて(今にもこぼれそう)鼻と口のあたりをヒクヒクと震わし今にも泣きそうなのです。
その顔が前述した私の顔にそっっっっっっくり!!!!
あまりに似ていて私は大爆笑してしまいました。



師匠が娘を放すとダァーっと階段を上がり、大声で泣いてました・・・。
きっと怖くて泣き出せなかったんだろうね。




ってどんだけ師匠怖いの!!
いや、私と幸亜さんの稽古のときの師匠は格別に怖いんです。
よりによってその時に抱かれてたんだもんね・・・。
怖かったよね。



稽古後師匠は娘に近づいて「先生怒ってたんじゃないんだよ〜」といっても
娘の機嫌は直らず・・・(汗)




でもちゃんと帰り際には手を振ってバイバイできました!
よかったよかった〜。
それにしても・・・恐るべしDNA。